色の持つイメージについては、みなさん何となく実感されているでしょう。
バレンタインデーのイベントやパッケージも、使われている色は赤とピンクが圧倒的に多いこともお気づきかと思います。
やはり「女性らしい」「愛情」などのキーワードから連想される色としてはこの2色が圧倒的な強さを持っていますよね。
では、この2色のうち、どちらのほうが自分の気持ちに沿っているのでしょう?
ピンクといってもサーモンピンクと紫がかったピンクでは印象が違います。
今回は、色のイメージを考えながら、ラッピングのカラーコーディネートを考えていきましょう!
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ピンクで優しい愛情を表現
「かわいい」「女の子」「優しい」などなど、女性らしい色の代表とも言えるピンクは、当然バレンタイン時期によく使われる色です。
ストロベリー味のチョコレートだったり、ルビーチョコレートのパッケージにもよく見られますよね。
熱い思いをぶつけるよりも、優しく穏やかな愛情表現に向いています。
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とはいえ、ピンクにもいろいろあります。
上の例ですと、下の3つはイエロートーンのピンクなので暖かみがあり、穏やかな優しい印象がアップします。
反対に上の3つはどちらかというと女性らしさを強調したピンクになります。特に左上のピンクはセクシーな印象になりますね。
チョコレートがおいしく見えるという点では下の3つの色のほうがオススメです。
赤は情熱的?
ピンクに比べると大人っぽい印象になり、一般的には強い愛情を表現する場合に向いています。
しかし、オレンジに近い朱赤になるとカジュアルな印象が強くなり、明度を低く落ち着いた赤にすると落ち着いた大人の愛情表現に向くようになります。
明度を高くするとピンクになりますし、明度を低くすると茶色になってしまうので、なかなかバリエーションが難しいのが赤です。
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上の例では左下は大人向け、上段の中央はカジュアルな印象になります。
右下の紫がかった赤は、ワインをイメージさせるのでお酒の入ったチョコレートに向くかもしれません。
何色を合わせる?
ラッピングの場合、包装紙とリボンで少なくても2色が必要ですよね。
バレンタインデーに合わせると、茶色が良さそうですがありきたりすぎる感もあります。
茶色を合わせると地味になりがちなので、金銀のように光沢のあるアクセントカラーを使うと華やかさが増します。
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おススメはこれ
あまりにもピンクや赤が氾濫してしまっているので、青や緑でも…とも思いますが、青の持つイメージは「冷静」「クール」「誠実」といったビジネスライクなものになりますし、緑やオレンジ、黄色では「友情」「親しみ」といった印象が強すぎます。
「定番すぎてつまらないな」と思っても、赤やピンクを使うのが心理的にも有効です。
ラッピング用品も手に入りやすいですしね(^^;)
では、実際に組み合わせて考えてみましょう。
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一番失敗が少ない組み合わせは類似色を合わせることです。
ピンクならピンク同士、赤なら赤同士で組み合わせ、そこにアクセントカラーとして金銀をプラスしましょう。
また、メインカラーにピンクや赤を使い、アソートカラーにチョコレート色を、アクセントカラーに白や金銀を使っても無難な配色になります。
私の個人的なオススメは、片思いもしくは付き合って間もないカップルには左のコーデ(ピンク同士にホワイトシルバー)、ちょっと大人のカップルには右のコーデ(落ち着いた赤に深い茶、ゴールドのアクセント)です!
愛情がこもっていれば、どんなラッピングでも関係ないのですが、どうせなら印象アップさせたいですね!