あなたはツヤ肌?それともマット肌?ビビッドタイプとソフトタイプ
フォーシーズン分類で納得いかない方にオススメしている10タイプ分類。
肌質によっても似合う色が変わってくることをご存じですか?ちゃんと診断されたとおりの色を着ているのに、肌がくすんで見える…そんな人は、色を構成する三要素のうち、彩度(鮮やかさ)を重視して色を選ぶほうが似合う色を見つけやすいタイプです。
なぜ、鮮やかさを重視したほうがいいのか?今回は10タイプ分類のビビッドタイプとソフトタイプについてご紹介します。
肌質と大きく関わる色の「彩度」
肌質のキラキラ感が似合う色選びにも影響する
色を構成する三要素のうち、肌質と関係が深いのは彩度(色の鮮やかさ)です。
みなさんよくご存じの「イエローベース」「ブルーベース」というのは、三要素のうち色相(色あい)に関係し、「色白」「色黒」という表現で表される肌色の明るさは明度に関係しています。
鮮やかな色
原色という色にイメージされるような鮮やかな色や、少しだけ白や黒を混ぜた色も該当します。
ただし、グレーを混ぜたような色「鮮やか」とは言いません。
柔らかい色
基本の色にグレーを足して作られた色です。白が多めのグレーでも黒が多めのグレーでもあてはまります。
グレーを足すことで色がくすみ、柔らかい印象になります。「パステル〇〇」や「ダスティ〇〇」という色をイメージすると分かりやすいでしょう。
パーソナルカラーとの関係
10タイプ分類では「肌の質感」に注目して分類したグループ
肌質や髪質(髪色ではなく)、白目と黒目のコントラストなどが大きく関わってきます。
タイプ | 肌質 | 髪質 | 瞳(白目と黒目のコントラスト) |
---|---|---|---|
鮮やかな色が似合う | ツヤ(キラキラ感) | ツヤ | コントラスト強 |
柔らかい色が似合う | マット | マット | コントラスト弱 |
10タイプ分類では、この肌の質感に注目して分類したグループを、それぞれビビッドタイプ・ソフトタイプと位置付けています。
ビビッドタイプ
鮮やかな色が似合う
ビビッドタイプは、最も似合うシーズンタイプ(1stシーズン)と次に似合うシーズンタイプ(2ndシーズン)がスプリングとウィンターの組み合わせの人です。
この組み合わせになった人は、肌のベース色や肌色の明るさよりも、肌の質感に注目したほうが似合う色を見つけやすいタイプです。
1stシーズン | 2ndシーズン |
---|---|
スプリング | ウィンター |
ウィンター | スプリング |
実際は瞳のキラキラ感・肌のツヤ感などは分かりづらく、全体的に華やかで目立つタイプの人が該当することの多いタイプです。
華やかなタイプ
ビビッドタイプは全体的な雰囲気が輝いていて華やかなタイプです。鮮やかな色にも負けないくらい肌や髪がキラキラしており、瞳も輝いています。白目と黒目のコントラストがハッキリしている人が多く、意志が固い印象を与えます。
ソフトな色を身に着けるとせっかくの輝きが失われてしまいます。
ソフトタイプ
柔らかい色が似合う
ソフトタイプに当てはまるのは、シーズンタイプの組み合わせがオータムとサマーの人です。
フォーシーズンでオータムと診断された人でも、ディープトーンの色のほうが似合っていた人はこのタイプに該当しません。パーソナルカラー10タイプ分類®のディープタイプである可能性が高いので、そちらも確認しましょう。
1stシーズン | 2ndシーズン |
---|---|
サマー | オータム |
オータム | サマー |
この組み合わせになった人も、肌のベース色や肌色の明るさよりも、肌の質感に注目したほうが似合う色の選択肢が広がるタイプです。
優しい印象のタイプ
柔らかい色は優しい印象を与えてくれます。ソフトタイプは、肌質がマットで髪の色も落ち着いていて、白目と黒目のコントラストがはっきりしていないタイプです。自己主張が強いタイプには見えませんので、全体的にまとまりのある優しい雰囲気があります。
まとめ
肌のベース色、色白・色黒といった判断基準の陰に隠れて見落とされがちな肌の質感による分類ですが、他のタイプ同様に重要な分類ポイントになっています。
ビビッドタイプの人が長所を活かせず柔らかい色を身に着けていては地味で老けこんで見えます。また、ソフトタイプの人が華やかな色を身に着けると、いかにも「着られている」という印象になり下品に見えることがあります。
どのタイプ分類に該当していても同じことが言えますが、自分に似合う色を身に着けるというのは自分の見た目を活かすことにつながります。
ぜひ、鏡の前で自分自身の持っている色を確認してみてください。