こんにちは。安田です。
今回は、先日のタイプ診断会にいらしたお客様のお話です。
タイトルどおりなんですが、おそらくこのような方はたくさんいらっしゃると思います。
診断をされる側もする側も、絶対に一度は遭遇したことのあるパターンだと思いますので「私、おかしいのかしら?」などと思わないでください(^^)b
イエベとブルベの混合にはパターンがある
これは、私が今まで診断してきた中で感じたことなので、学術的に証明されたものではありません。あしからず。
参考として聞いてくださいw
- 顔・身体で色が違う
- 肌色とその他の要素(髪・眉・唇など)で色が違う
- 顔の中でも部位によって色が違う
大きく分けてこの3パターンがあります。
ちなみに、このパターンの方たちの場合、ニュートラルな肌色の人達同様「ベースの肌色にこだわらないほうがいいな」「違う特徴を見つけよう」と判断することが多いです。
1.の場合は、顔のベース色で判断することもあります。その特徴が目立ったらね。
一つずつ説明していきますね。
1. 顔・身体で色が違う
これが、今回のお客様のパターンです。
お顔出しNGとのことで、あんまり参考にはならないかもしれませんが…
私の顔を見ても仕方ないしねw
こちらのお客様は、ご自身でもパーソナルカラーに興味があって、いろいろと勉強・確認をされていました。
で、その結果「顔はイエローベースなんだけど腕がどうもブルーベースっぽい」「スプリングのような気もするしオータムのような気もする」という悩みに陥っていました。
お顔の肌色は確かにイエローベースでした。
それは間違いないのですが、色によって明るい色が似合ったり似合わなかったりなので、スプリングともオータムとも言い難い状態でした。
そこへもってきて、腕の内側を見るとブルーっぽい。
そりゃ、混乱しますよね。
基本的に、このパターンのお客様の場合は顔の肌色で判断してイエローベースで問題ないのですが、ブルーベースの要素もあるため、色によってはイエロートーンの色が似合わないということが出てきます。
どの色がどんな見え方で似合わないのか、という点に関しては個人差があるため一概には言えません。
ただ、反対の色の要素もあるのでイエローベースだからと言ってイエロートーンの色全部OKという結論にはならないという点を頭の片隅に入れておく必要があります。
もちろん、お顔がブルーベースで身体がイエローベースの場合も同じです。
このお客様の場合は、赤に関してはイエロートーンの赤では黄みが強すぎて似合いませんでした。
やはりブルーベースの要素も持っているため「黄」の特徴が強く出る赤はNGという結果になりました。でも、オレンジは大丈夫なのよ…不思議ね。
2. 肌色とその他の要素で色が違う
これもよくあるパターンです。
肌色はブルーベースなのに髪の色は黄色っぽい茶だったり、イエローベースなのに唇の色がtheピンクだったり。
この場合の対処法は簡単です。
髪の色を染めてしまえばいいんです。唇は化粧しちゃえばいい。
よほどでない限り、眉毛の色や瞳の色を「じーっ」と見る人はいません。面積も小さいので、さほど目立つこともありません。
ただ、髪の色は違います。
髪は人体(特に上半身)で占める色の面積がそこそこ大きいので、やはり肌色とちぐはぐだと垢抜けない印象になりがちです。
持って生まれた色なので、似合わないことはありません。神様が作ったわけですしぃ~
ただ、パーソナルカラー診断を受けようと思われた方は、きっと現在の自分よりもイメージアップをしたくて受ける方がほとんどでしょう。
それならば、肌の色に合わせて染めてみるのもいいのではないでしょうか。
染めるのが嫌なら、ファンデーションの色を髪のベースに近づけるという方法もあります。この時は首との境界に気をつけましょう。
3.顔の中でも部位によって色が違う
これが、ベースで判断しようとするともっとも大変になるパターンです。
例えば、額や鼻のあたりはイエローっぽいけれど、頬の下あたりはブルーっぽいという状態です。
もう、こういう方に関してはイエベ・ブルベの特徴がない肌色のタイプ、ニュートラルであるという診断で、肌ベース以外の特徴を見つけてアドバイスをしていくほうがいいです。
そのほうが、無理に4シーズンに当てはめて「ただし、鮮やかな色と色相が緑は似合いません」のようにたくさんの条件をつけて説明する必要がなく済みますので、お客様にも分かりやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?
診断をこれから受けようと思っている人も、受けたことがある人も、また診断する側のカラリストも「あるある」と思ってくださったことと思います(そうでもない?)。
パーソナルカラー診断は個々の色を見て判断するため、タイプ分類やパターンに分けても必ずしもそれに当てはまるとは限りません。
本来は時間をかけて似合う色を具体的に見ていくほうが確実です。
しかし、どのパターンであっても解決策は存在しますので、きちんと見分けることさえできれば問題なく対処することができます。
この「きちんと見分ける」ことが難しいので、迷った方はやはりプロのカラリストに見てもらうことをオススメします。
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