「似合う色」はパーソナルカラーで、「好きな色」は自分で

カラーセラピー

最近どうも気持ちが明るくなれない…気分転換に普段は着ないような色の服を手に取ってみたけれど、似合わない気がする…そんなときに選ぶ色には意味があります。

似合わないけれど気になる色、似合うけれど好きになれない色…「気になる色」と「似合う色」、この2つの違いとそれぞれの役割についてご紹介します。

「好きな色」「気になる色」

心身の状態を教えてくれている色

カラーセラピーで選んだ色には理由があります。

自分では意識していなくても、その色を心や身体が欲しているのです。そのため、その色を取り入れることで欲していた足りない部分を補うことができ、心身が整えられます。

この状態が「癒し」の状態であり「カラーセラピー(色彩療法)」です。

「好きな色」なのか「気になる色」なのか

選んだその色は「好き」なのか「気になる」のか…その色が「ずっと好きだった」場合、セルフイメージと大きく関係していることが多く、「気になる」という場合とは意味が異なってきます。

好きな色

「自分はこういうタイプ」「こういうふうに人から見られたい」というセルフイメージが関係している「好きな色」は、いつから好きだったかを問うと、多くの人が以前から好きだったと答えます。

好きな色を長い間身近に置いて取り入れることで、その色の持つ特徴と自分がなじむようになります。

その結果、その色が「自分らしい」と感じるようになり、セルフイメージを作り上げていきます。

気になる色

「好きな色」がセルフイメージと結びついていることに対し、「気になる色」は、その時々の感情を顕著に表しています。「いつ」気になりだしたのかを振り返ってみると、その時に何かしら心境や生活に変化があったことがわかるはずです。

無意識に選ばれた色には理由がある

好きな色も気になる色も、選ばれた色には理由があります。

しかし、普段それほど意識せずに選んでいるのが「色」です。無意識に選んだ色の奥にある意味を理解することで、現在の悩みや体調がわかります。

色は常に身近にあるものです。それぞれの色の意味を理解することができれば、誰でも簡単にセルフヒーリングをすることができます。

「似合う色」との違い

客観的に選ばれた色

セルフイメージと強く結びついている「好きな色」は、主観的に選ばれた色と言えます。

一方、「似合う色」は周囲からみた評価のため、客観的に選ばれた色となります。そのため、似合う色が好きな色ではないという場合が多々あります。セルフイメージと違いすぎて受け入れがたい気持ちになったり、暗い気分なのに明るい色を勧められたり…ということもあり得ます。

「似合う色」もカラーセラピーの一つ

外見には内面がにじみ出てきます。

似合う色を身に着けることで周囲から「似合うね」と褒められれば、気分も良くなります。自分に自信もつきます。

これまでのセルフイメージとは変わるかもしれませんが、内面を変えていくことができるという点では、パーソナルカラーで似合う色を身に着けることもカラーセラピーであると言えます。

自分で手軽にできるカラーセラピー

セルフヒーリング

「セルフヒーリング」と聞くと難しく感じられますが、カラーセラピーの場合、必要な色を洋服や食べ物、インテリアに取り入れるだけです。

自分が無意識のうちに欲している色がわかったら、その色を取り入れれば良いのですから、とても簡単なヒーリングと言えます。

自分に必要な色の見つけ方

ボトルなど専門の道具は不要

カラーセラピーにはたくさんの種類がありますが、ほとんどのカラーセラピーは専門的な知識や道具がないと難しく、自宅で手軽に行うことはできません。

しかし、気軽にいつでも簡単に行う方法もあります。

カラーカードを使う方法です。

これは、色紙や折り紙でかまいません。同じ大きさに切ったカラーカードを使って、自分が気になる色を選びます。

たくさんの色を使うと解釈も細かくなってしまい、難しくなります。

7つのチャクラの色に黒と白、第8のチャクラと言われているマゼンタ、副チャクラとしてピンクを加えた11色くらいがオススメです。

色の解釈をするときの注意点

色の持つ意味には、必ず反対の意味が存在します。

例えば、赤が気になっているとしましょう。これは、赤の持つ「エネルギッシュ」「パワフル」という状態である場合もありますし、反対に疲れていて「エネルギッシュになりたい」「パワフルになりたい」と思っている場合もあります。

まとめ

身近にある色は、無意識のうちに心身の不調を教えてくれています。

「気になる」色には意味があります。これまでまったく気にならなかった色が急に気になるのであれば、そこには必ず意味があります。

選んだ色には、これから先の人生を幸せにするためのヒントが必ず隠されています。

  • 好きな色はセルフイメージと結びついている、主観的な色
  • 気になる色は気になったきっかけや時期が大事
  • 似合う色もカラーセラピーの一種
  • カラーセラピーは、身近にある色紙や折り紙で簡単にできる
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