AIだとウィンター、カラリストだとスプリング…どっちが正解?

パーソナルカラー10タイプ分類®

日に日に春めいてまいりました。

春になると新しいことを始めたくなりますよね。ぜひ、パーソナルカラー10タイプ分類®で自宅サロン開業の夢を叶えましょう!

さて、今回はタイトルにある「AIとカラリストの診断結果が異なる場合、どっちを信じればいい?」というお話です。

ネットでのAI診断とカラリストの診断結果が違う!

最近、化粧品メーカーさんなどで、顔写真を撮るとその場でAIがタイプ診断をしてくれる機能が増えました。

体験されたことありますか? すごいですよ! 確度もなかなかだと思います。正直「ここまでちゃんと見られるんだなぁ~」と感心半分・不安半分で試しました。

「こんなに簡単なら、高いお金を払ってカラリストに見てもらう必要ないよね」と、思う人がいても当然だとも思いました。

でも、本当にそうでしょうか?

ブルベだけどスプリング

私ですね、手の色がもう、誰が見てもピンクなんです。先日の診断会でも、お客様に「ほら、これがブルベよ~ん」と、例としてご覧にいれました。そのくらい分かりやすい色です。

なので、当然、イエベかブルベかで言えばブルベです。

でも、これまで同業者の方6人くらいに見てもらったことがありますが、全員に「スプリング」と言われました。スプリング以外の診断結果になったことはありません。

これが、AIだと「ウィンター」になります。

「おぃおぃ」です。

判断基準は肌色だけではない

なぜ、このようなことになるのかといえば、答えは簡単。AIは機械だからです。

当然、その人と話していませんし、その人の雰囲気も分かりません。

また、髪の色や瞳の色といった点も考慮してはいても、おそらく面積の大きい肌色がメインになっての診断結果になるでしょう。

私は髪の色も瞳の色も茶色です。黒っぽくはありません。

つまり、その点では一般的なウィンターの特徴にはあてはまらないのです。あてはまるのは肌色だけです。顔のつくりも、おもいっきりモンゴリアンで、薄い顔ですし。

カラリストは総合的に判断する

カラリストは人間ですから、当然、機械的な判断をしません。

その人の全体的な雰囲気や、声のトーン、話し方、キャラクター、肌色以外の特徴、その人の個性(長所)を活かすための色、似合うファッション、メイク…などなど総合的に判断して、診断結果を出します。

AIにこれはできません。

余談ですが、友人に身長170cmのスラっとした女性がいます。細身なので、パンツスタイルのようなかっこいいファッションが似合いそうなんだけれど…

声がアニメ声なんだよね(-_-;)
しかも「おしりかじり虫」系の、ちょっとおもしろい感じの特徴的な声なので、初対面だとそのギャップにまずびっくりします。

この声と彼女の性格まで考えたら、単純にAIで診断すると長所を活かしきれません。

診断の目的を考えよう

なぜ、診断を受けようと思ったのか考えましょう。

あなたがもし、自分の個性(キャラクター)や好きなファッション、好きな色など、いろいろな背景を重視して似合う色を知りたいのであれば、それはAIには無理です。

でも、とりあえず化粧品売り場で迷わないように、深く掘り下げる必要はないから似合う色を知りたいというのなら、それはAIでもかまいません。安いし。

まとめ

どちらが正解で、どちらが間違いということはありません。

強いて言うなら、AIはお手軽診断、カラリストは個人対個人の詳細診断と言えます。

また、どちらの特徴も考慮した診断結果になることもあります。
私の場合、AIはウィンター・カラリストはスプリングなので、10タイプ分類のビビッドタイプの色をよく着ます。

AIは無料のことが多いので、カラリストの診断結果と合わせて似合う色を考えていくのも楽しいと思います。

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