フォーシーズン分類では損をしている?選択肢が広がる10タイプ分類

パーソナルカラー10タイプ分類®

パーソナルカラー診断は受けたことがあるけれど、どうも信じきれない…言われたとおりの色を着ていても似合っていない気がする…そう感じたことはありませんか?

実はそう感じている方の大半が受けた診断方法がフォーシーズン分類。

フォーシーズン分類の結果がマッチしない理由と解消するための10タイプ分類についてご紹介します。

フォーシーズン分類ってどんな分類?

フォーシーズン分類の始まり

パーソナルカラーはアメリカのキャロル・ジャクソンが書いた『カラー・ミー・ビューティフル』(1981年)をきっかけに広まりました。

<春><夏><秋><冬>の四季の名前がついたこの分類方法がフォーシーズン分類です。

アメリカ人と日本人では人種が異なるため、そのままでは活用できません。手法を参考に日本人向けに改良され、現在のフォーシーズン分類ができました。

フォーシーズンタイプそれぞれの特徴

肌色、髪、瞳、血色などからそれぞれのタイプの分類をします。

統計的には表のようになります。※例外もあります。

 肌色肌質髪・瞳・眉血色
スプリング明るいオークル系ツヤがある明るい黄みの茶

良い

コーラルピンク

サマー明るいピンク系マット

明るい赤みの茶

アッシュ

皮膚感が薄い

ピンク

オータム

オークル系

ベージュ系

マット深みのある黄みの茶

ない

オレンジピンク

ウィンター

ピンク系

レッド系

ツヤがある深みのある黒

ない

ローズピンク

 

このような特徴からシーズンタイプを導き出し、そのシーズンタイプに似合う色を集めたカラーパレットを紹介します。

他のシーズンタイプは似合わない?

シーズンタイプに共通点がある

表をご覧いただくと、共通点がたくさんあることに気づかれるでしょう。

例えば、肌色の欄では、スプリングとオータムに「オークル系」という言葉が共通して見えます。

共通しているのなら、似合う色も共通しているのでは…そうです。その共通点に注目した分類方法が10タイプ分類です。

共通点を詳しく見てみよう

肌色

表の中の「肌色」は、色を構成する要素のうち、色みに関する共通点としてとらえることができます。

ここで「オークル系」であれば、イエロートーンの色が似合い、「ピンク系」であれば、ブルートーンの色が似合うことになります。

肌質

表の中の「肌質」は、色を構成する要素のうち、鮮やかさに関する共通点としてとらえることができます。

「ツヤがある」肌質であればビビッドな色が似合いますし、「マット」であればソフトな色が似合います。

髪・瞳・眉・肌色

表の中の「髪・瞳・眉」と「肌色」は、色を構成する要素のうち、明るさに関する共通点としてとらえることができます。

「明るい」肌色で「明るい」髪色であれば、ライトな色が似合いますし、「深みのある」髪色であればディープな色が似合います。

10タイプ分類が選ばれる理由

診断に使うカラーパレットは各シーズン30色

通常、診断の際にはカラーパレットの色に染められた専用のドレープを使います。

このドレープはメーカーやサロンによっても違います。ドレープはフォーシーズンのシーズンごとに30色ずつ用意されていて、合計で120色になります(実際の診断では120色すべてを使うことはありません)。

診断に使う30色以外にもそれぞれのシーズンにオススメできる色はたくさんありますが、自分で見極めることは大変難しいでしょう。そのため、診断に使ったカラーパレットの中から特に似合う色を選定していくようになります。

カラーパレット見本

代表的なカラーパレットです。それぞれのカラーパレットの雰囲気が似ていることがわかるはずです。実際のドレープとは異なります。

すると、ウィンタータイプのカラーパレット中、暗い色が似合うということがわかります。同時に、オータムタイプ同様、明るい色が似合わないということもわかります。

つまり、この場合の診断結果としてフォーシーズンタイプでオータムと分類してしまうと、オータムタイプのカラーパレット中の似合わない色を排除するだけで終わってしまい、他のタイプにある似合う色を見逃してしまう可能性があります。

例:30色中9色が似合わない。30-9=21色から、自分が好きな色を選ぶようになる

フォーシーズン分類では見逃していたウィンタータイプのカラーパレットの中に12色も似合う色があったため、オータムタイプの21色と合わせて31色の中から好きな色を選ぶことができます。

21色(オータムタイプ)+12色(ウィンタータイプ)=31色

オータムタイプ単独の30色より1色多いカラーパレットになり、暗い色(深みのある色)が似合うディープタイプになります。

※今回のカラーパレットは例です。実際のディープタイプのカラーパレットとは異なります。

まとめ

パーソナルカラーは似合う色を見つける診断ですが、実際には、似合う色の中から好きな色を選んで身に着けてもらうための診断です。

そのため、似合うとされる色は、より多いほうが選ぶ範囲も広がり活用もしやすくなります。

自分のシーズンタイプのカラーパレットを見直してみて、何か違うと感じたら、違うと感じた色を抜き出してみてください。きっと共通点が見つかります。

10タイプ分類は、その「何か違う」を明確にし、本当に似合う色を見つける分類です。

  • パーソナルカラーは、似合う色の中から自分で色を選んで活用するための診断
  • 診断結果のカラーパレットの中に似合わない色があったら、共通点がある
  • 診断結果以外のカラーパレットにも似合う色はきっとある
  • 似合うとされる色がたくさんあるほうが選択肢は広がる

 

 

電子書籍:480円 紙書籍:1,089円
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