2022年12月17日の土曜日に、今年最後の3,000円タイプ診断会を恵比寿で行いました!
残念なことにコロナ等でキャンセルが続出してしまい(涙)予定どおりとはいきませんでしたが、寒い中ご来場くださった皆様には感謝です!
診断結果が今後のお買い物のお役に立てればいいな~と思います。
黄みよりの肌色が増えている
さて、今回の診断会で実感したのは、タイトルのとおり「イエローベースが増えている」です。
正確に言うと、黄みよりの肌色の人が多くなったなという感じ。
これはだいぶ前から言われていることで、そのためにニュートラルの肌色が増えているんですが、今回ほどイエローベースが多いなと実感した回はなかったので、その点についてお話ししようと思います。
1990年代と2000年代
ちょっと古いのですが、2010年に発表された論文にこうあります。
「1990年代初頭の20歳代〜50歳代の日本人女性の肌色は相対的に赤みよりで低明度かつ高彩度であり、その約10年後である2000年代初頭には統計的に有意な差をもって、黄みよりで高明度かつ低彩度の方向に変化していた。明度に関し、より一般的な表現をすれば「肌色が白くなった」または「色白になった」と言えるであろう。」 |
吉川拓伸ほか.「1990年代における日本人女性の肌色変化」.日本色彩学会誌. 2010,第34巻第2号,P120-130 |
パーソナルカラー的に簡単に言うと、ブルーベースからイエローベースにシフトしている、ということになります。
これが10年くらい前の研究結果なので、現在ではもっと黄みよりになっているかもしれません。
イエローベースで色白
この論文にもあるように、全体的に色白さんも増えています。
つまり、イエローベースで色白さんという人が多くなっているのです。
他の記事にも書きましたが、「色白=ブルーベース」と誤解されている人が多いようです。
が! イエローベースかブルーベースかというのは色相の問題であって、色白か色黒かというのは明度の問題です。そのため、イエローベースにも色白さんは存在するし、ブルーベースにも色黒さんは存在します。何度も言ってるけどね。
ウォームタイプは元気でかわいい!
今回の診断会に来てくれたお客様の中で、唯一顔出しOKだったお客様もイエローベースでした。
ウォームタイプです。
明るくて可愛い印象の色がとてもお似合い! ご本人の可愛らしさも引き立ちました!
このタイプはブルートーンの色を身につけると一気に具合が悪そうな印象になります。
比較したほうが分かりやすいのですが、クールタイプのドレープをあてたお写真は撮り損ねてしまったので、あとで加工して掲載しておきます。
まとめ
なんとなーく「ブルベのほうが色白でキレイそう」というイメージがあるようで、どちらかといえば不人気のイエローベースですが、似合うとこんなに可愛く着こなせます。
無理して似合わないブルートーンの色(ブルーベース用の色)を着るよりも、イエローベースの特性を活かして色選びをするほうが絶対にお得!
「色白だけどブルベっぽくない…」という方は、ライトタイプの可能性もあります。
疑問に感じたら、ぜひ一度、診断を受けてみてください♪
次回の診断会は…
2023年4月は未定です。