【前編】パーソナルカラーと体型~骨格診断が不明でも大丈夫!~

パーソナルカラー10タイプ分類®

今ではすっかりメジャーになった骨格診断ですが、当会でも、たまに「骨格診断はしていないんですか?」という質問をいただきます。

結論から言うと「していません」
当会は色に関する提案をしている団体なので、色と直接関係のない骨格診断はしていません。

とはいえ、パーソナルカラー診断を受けに来られたお客様に「していません」と言って会話をぶった切ってしまうのも失礼ですし、よくあるご相談に「痩せて見える着こなしがしたい」というものがありますので、「見え方」という点から、体型を考慮してパーソナルカラーをご提案することはあります。

そこで今回は、コンプレックスになっている体型(骨格診断ではなくてね)をパーソナルカラーでごまかせないものか…というお話です。
長くなってしまったので前後編に分けています。

中肉中背なら気にしなくていい

パーソナルカラー10タイプ分類®のご紹介時にも常々主張していますが、自分で判断しづらいレベルの特徴は気にする必要ありません。
そんなの特徴とは言えないし目立たないから。気にする必要なし!

それよりはパっと見たときに分かる特徴があるならそれを活かしてあげる、その特徴がコンプレックスだったら目立たなくしてあげる…そのほうがずっと建設的です。

だいたい次のような特徴に分けられるはずです。

  1. スラっとしている
  2. ぽっちゃり
  3. 下半身ぽっちゃり
  4. 上半身ぽっちゃり
  5. がっちり
  6. 砂時計
  7. 背が高い
  8. 背が低い

それでは、順番に確認していきましょう。

スラっとしている

羨ましいと思いますが、女性らしい体型にあこがれる人も多く、本人はコンプレックスに感じていることも多いタイプです。

大きめのだぼっとした服を着ると、かえって貧相に見える。
だぼっとした服を着てスタイリッシュかつオサレに見えのはモデルさんだけ。
一般的には身体にフィットしたデザインで、明るめの色を着たほうがいい。

明るい色が似合わないディープタイプの人は(ベタだけど)ボーダー柄で視線を横に向ける。
イエロートーンの色のほうがいい。

どのタイプも似合う色の中から明るめの色を選ぶ。

ぽっちゃり

一番多いお悩みですが、実際はそうでもない人が多いのも事実。本当にぽっちゃりなのか、謙遜しているのではないか鏡を見て再確認してみてください。

体型を隠す服は逆効果。ゆるやかに身体にフィットするデザインのほうがいい。
また、ウエストラインを強調することで「あれ?ボンッ!キュッ!ボンッ!?」とごまかせる(かもしれない)。
柄は縦ではなく、斜めのストライプがオススメ。視線が斜めに動くカシュクールのようなデザインがいい。

明るい色が似合うライトタイプの人は、ブルートーンの色を選ぶようにする。

どのタイプも似合う色の中から暗めの色を選ぶのが基本。
多色使いより単色使いのほうがスッキリと見えるので、上下の組み合わせも同系色でまとめるといい。

下半身ぽっちゃり

俗に言う洋ナシ体型です。顔に肉がついていなかったり、腕が細かったりするので、「実はぽっちゃり」ということがバレにくいタイプです。

スカートやワイドパンツのようにボトムにボリュームをもたせ、上半身はフィットさせる。
タイトスカートのようにピッタリとしたボトムを身に着けるときはヒールを履いてスッキリさせる。

細く見せたい下半身を暗めの色にすることが基本だが、ボトムをトップより暗い色にすると安定感が増すので、素材によっては下半身ぽっちゃりが強調される可能性もある。

暗めの単色使いか、似ている色同士の配色でトップよりボトムを暗めにするとスッキリ見える。

上半身ぽっちゃり

逆洋ナシ体型です。脚は細いのに、胸が大きいために太って見えてしまう人も多い体型です。

首から肩のラインがスッキリ見えるよう、首の詰まったデザインは避ける。Vネック・オフショルダーなどがオススメ。
上半身にボリュームがあるぶん、下半身が細く見えるので脚を強調するといい。

下半身ぽっちゃりと反対に、単色使いや似ている色同士の組み合わせたオススメ。
トップを暗めの色にしたほうがいい。トップよりボトムを明るくすると活動的なイメージになるので、軽さを印象づけられる。

残るタイプは後編で!

【後編】パーソナルカラーと体型~色でごまかす!~

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