今回は、ビジネスの場で色彩心理を応用して勝利をおさめるためのスーツ色選びをご紹介!
もちろん女性にも活用していただけますが、今回ぜひ読んでいただきたいのはファッションや色に疎い一般的なオッサン…そう!そこのあなた!です。
最終的にプレゼンに勝つために必要なのは商品・サービスの中身と皆さんの腕であることは間違いないのですが、スーツの色でも印象がアップしたりダウンしたりします。
金融関係の人がビビッドなピンクのスーツを着ていたら、お金を預けることに不安を感じてしまいます。この例は極端ですが、着ているものによって印象が変わることは事実です。
ビジネススーツを選ぶとき
男性のみなさんはスーツを買いに行ったとき、何を基準にスーツを選びますか?
着心地? デザイン? 色? 値段?
色々な要素があるでしょう。
そして、新品のこのスーツを着て商談に臨みます。最先端のデザインだし、着心地もいい、値段もそこそこした。相手にもこの真剣度が伝わる…ことはありませんよね。
スーツのデザインは、よほどおしゃれな人でもない限り、それほど差に気づきません。アパレル関係や流行に敏感な業界の人との商談ならまだしも、たいていのおじさん(失礼! お兄さん)は、スーツを見て「お! おしゃれだな!」など思いません。まして着心地などわかるはずもなく…
そんな人にも一目でアピール可能な要素が色です。
スーツの色で印象が変わる
色の持つ一般的なイメージは多くの人に共通しています。
それほど大きなイメージの差はありません。
そこで、このイメージを活用してスーツの色を選んでみましょう!
誠実さ・フレッシュさをアピールするネイビー
制服の色や企業のコーポレートカラーにもよく使われるネイビーは、誠実・勤勉といった好印象の色です。
商品がサービスのように実態のないものだったり、飛び込み営業だったりで、まず自分を覚えてもらう必要がある場合にオススメの色です。
安心感・落ち着きを与える茶色
大地をイメージさせる茶色は、安心感や落ち着き、リッチな印象を与えます。
浮ついた印象がないので、金融関係や官公庁など堅いイメージの企業との商談や信頼を得たい時に向いています。
商品を際立たせるグレー
存在感がなく地味な印象のグレーは商品を際立たせます。商品の存在価値を高めることができるので、商品を持参したりスライド・画像を多用するプレゼンに向いています。
反対に自分を覚えてもらう必要がある場面では不向きです。
同じ色でもいろいろある
イラストで確認できるように、「ネイビー」と一口に表しても同じ色ではありません。明るめだったり暗めだったり、青みが強かったり紫みが強かったり様々です。
似合わない色を着ていると、色によっては不健康そうに見えてしまい、せっかくの印象アップ効果が薄れるばかりか効果をなさないことにもなりかねません。
ぜひ、パーソナルカラーを意識して似合うネイビー・茶・グレーを選ぶようにしてください。
ネクタイの色をアクセントカラーに
安心感を与えたいので茶系のスーツを着ようとした場合、似合わない茶色を選んでしまい老けてしまうことがあります。
ネイビーはそうでもないのですが、茶系やグレーは似合わないと印象ダウンが顕著です。
自分でも似合っていないと思われたら、ネクタイで調整しましょう。
似合う色のネクタイを身に着けるだけでアクセントカラーとして有効になり印象ダウンを避けられます。
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まとめ
パーソナルカラーだけでは印象アップで終わってしまいますが、そこに商談相手の企業特性や、与えたい印象を考慮してスーツの色を選べば、効果はアップします。
このような、ちょっとした工夫でライバルに勝つことができるかもしれませんよ?
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